avenge と revenge の意味や用法

意味内容

avenge と revenge は「復讐する」というキーワードで共通した意味を持ちますが、avenge は、主に不正などを正すために、自分の事や、他の人に代わって行われる行為の場合に使われます。

一方 revenge は、「個人的な恨みを自らが晴らす」、という意味で使われることに重きが置かれます。

例文と用法

Seeing the boss's sexual harrasment against female employees, he decided to avenge himself on him.
「上司が女性社員にセクハラをするのを見て、彼はその上司に報復をすることを決心した。」

※ 報復する相手を目的語にする場合は、avenge oneself on someone のようにし、someone のところが相手になります。


Was it usual for people to revenge/avenge their parents in the Edo period?
「江戸時代には、人々が親の仇をうつのはふつうの事だったのですか。」

※この場合のように、どちらを使っても問題のない場合が多くあります。


As he was knocked out in a K-1 Tournament last year, the fighter vowed revenge.
「その格闘家は昨年のK-1トーナメントでKOされ、リベンジを誓った。」

※この場合のように、明らかに個人的な雪辱などを果たすことが目的となっているので revenge が適切です。

また、この例文では revenge は名詞として使われています。

しかし、avenge は名詞としては使われません。