分詞構文の用法

分詞が、同時に動詞と接続詞の役割をし、その分詞をもつ句が副詞句として使われるものを分詞構文といいます。

分詞構文では、能動態の場合は現在分詞を使い、受動態の場合は過去分詞が使われます。

これらの説明は最初は理解しにくいと思いますので、文法自体を理解しようとするのではなく、文章全体の意味を理解できるように、繰り返し読んだり書いたりしてみてください。

何度も学習している内に、少しずつ分かってくると思います。

下で分けて示したものは、文脈によって意味が変わるので、それぞれの文脈の前後をよく読み取るようにする必要があります。

時を表す

◆「~するとすぐに、~のとき」などの意味を表すことができます。

Finishing his work, he rushed home to watch a soccer game.
仕事が終わるやいなや、彼はサッカーの試合を見るために急いで家に帰った。」

これは次のように書き換えることができます。

= As soon as he finished his work, he rushed home to watch a soccer game.

rush home 家路を急ぐ


Scolded by his father, Jack was always locked in the closet.
ジャックは父親に怒られると、いつも押し入れに入れられた。」

= When he was scolded by his father, Jack was always locked in the closet.

be locked in the closet 押入れに入れられる

原因・理由を表す

◆「~なので」のような意味で、原因や理由を表すことができます。

Being very hungry, I ate anything she cooked.
とてもお腹がすいていたので、彼女が作ったものは何でも食べた。」

= Because I was very hungry, I ate anything she cooked.

条件を表す

◆「もし~なら」のような意味で条件を表すことができます。

Getting up early in the morinig, you can see a beautiful scenery here.
朝早く起きれば、ここで美しい景色を見ることができますよ。」

= If you get up early in the mornig, you can see a beautiful scenery here.

譲歩を表す

◆「~だけれども」のような意味で譲歩を表すことができます。

The inventor, sometimes discouraged, was confident of the success of a new product development.
「その発明家は、時に落ち込むことはあったが、新しい製品開発の成功には自信があった。」

=Though the inventor was sometimes discouraged, he was confident of the success of a new product development.

分詞構文の位置は文頭や文中、文尾などその時の状況に応じて、いずれかの場所におかれることになります。

付帯状況を表す

◆「~しながら、~して」のような意味で付帯状況を表すことができます。

The little girl was looking for her puppy shivering in the cold weather.
寒い天気の中で震えながら、その小さな女の子は彼女の子犬を探していた。」

shiver (寒さや恐怖に)震える