動名詞を使った慣用表現

動名詞を使った慣用表現もたくさんありますが、その中でも、特に高校英語レベルで大切だと思えるものを紹介しています。

中には同じ単語を使っているものもあり、混同してしまうことがよくあるので、しっかりと区別ができるように学習してください。

もちろん、これ以外にも重要なものがあると思われますので、よく目にするものは、余裕のある限り覚えていってください。

feel like ~ing(~したい気がする)

I was so busy today. I feel like having a drink.
「今日は本当に忙しかった。一杯やりたい気分だ。」

be worth ~ing(~する価値がある)

The ancient artwork unearthed there is worth looking into a little more.
「そこで発掘されたその古代芸術品はもう少し調べる価値がある。」

この表現では、動名詞は受動態の意味になっています。

unearth 発掘する

There is no(not) ~ing(~することはできない)

There was no hiding the fact that more than 100 people were killed in the accident.
「100人以上の人たちがその事故で死んだという事実は隠せなかった。」

It is impossible to ~ の文型に置き換えることもできます。

下の It is no use ~ing の表現と文字が似ているので、覚え間違いのないようにしましょう。

It is no use(good) ~ing(~しても無駄だ)

It is no use trying to scare me like that.
「そんなふうに私を怖がらせようとしても無駄ですよ。」

It is no use crying over split milk. 日本語で「覆水盆に返らず」は有名な言葉ですね。

be used to ~ing(~することに慣れている)

Michko was used to being made fun of for her Kyusyu dialect.
「美智子は自分の九州弁をからかわれることには慣れていた。」

be動詞がなければ、used to(~したものだった)という表現になるので気を付けましょう。

make fun of someone for 人を~のことでからかう

of one's own ~ing(自分で~した)

The dangerous occupation is of his own choosing.
「その危険な職業は彼が自分で選んだのです。」

※ occupetion は job や work よりも堅い言葉です。

in ~ing(~するとき)

You should also carry out your duties in asserting your rights.
「権利を主張するときには、義務も果たすべきです。」

on ~ing(~するとすぐに)

On seeing me, my dog, Pepe, sits up and urges me to feed him.
「私の飼っている犬のぺぺは、私を見るなりお座りをしてえさをせがむ。

as soon as と同じような意味があります。

cannot(never)...without ~ing(...すれば必ず~する)

My mother never goes to the store without buying considerable bargains.
「ぼくのお母さんはその店に行けば必ずたくさんの値引き商品を買ってきます。」

considerable かなりの、たくさんの

far from ~ing(決して~ない)

The experiment was far from being successful.
「その実験は成功などと言えるものではなかった。」

far cry from という、同じような表現もあります。

with a view to ~ing(~するために)

「~する目的で」などの意味で、かなり形式的な表現になります。

The government officials continued persistent negotiations with a view to saving all the abductees.
「政府の高官たちは拉致被害者全員を救出するために粘り強い交渉を続けた。」

in order to save などに置き換えることもできます。

persistent negotiation 粘り強い交渉