受動態の確認テストの解答と解説

受動態における確認テストの解答と解説です。できなかったり、よく分からなかった問題がある場合は、後日、少し時間をおいて再度挑戦してみてください。

次の英文を受動態にしてください。

(1) What time do they open the store on Sunday?

 What time is the store opened (by them) on Sunday?
 「その店は日曜日は何時に開けられますか。」

they は店の人たちを指しているので by them は省略されるのが普通です。

(2) Her parents made her practice the piano for eight hours a day.

 She was made to practice the piano by her parents for eight hours a day.
 「彼女は両親に1日8時間ピアノの練習をさせられた。」

make(made) の目的語であった her が主語となり she が文頭になります。また、使役動詞となった make は受動態になると to不定詞が目的語となります。

次の英文( )に適する前置詞を入れてください。

受動態の中で by が用いられない表現です。基本的なものばかりなので、しっかり覚えましょう。

(1) The lady was dressed (in) red.
   「その女性は赤い服を着ていました。」

dress+in+色、で「~色の服を着る」のような意味になります。

(2) Are you satisfied (with) the result?
   「君はその結果に満足しているのか。」

be satisfied with で「~に満足する」という意味になります。

(3) His name is well known (to) children.
「彼の名前は子供たちの間ではとてもよく知られています。」

be known to 「~に知られている」という意味になります。

(4) Is this wine made (from) apples?
「このワインはリンゴからできているのですか。」

飲み物の原料を表す場合は from になります。料理の材料の場合は of なので、区別ができるようにしておきましょう。

次の( )内の英文を日本文に合うように並べかえてください。

(1) 競技場はたくさんの人でいっぱいだった。

 The stadium was filled with a great mumber of people.

be filled with で、「~でいっぱいになる」という連語で覚えておきましょう。

(2) 彼の息子は交通事故で重体となった。

 His son got critically injured in a car accident.

injure は「怪我をさせる」という意味で、ここではその受動態としてbe動詞の代わりに get を使っています。critically は「危篤状態に」などの意味で seriously よりも若干ひどい状態を表すことがあります。

次の日本文に合うように( )に適する語句入れてください。

(1) 私は彼らに笑われたくはない。

 I don't want (to)(be)(laughed)(at) by them.

laugh at +人で、「人を笑う」になり、受動態になっても at がなくならないことに注意してください。

(2) その湖には怪物が住んでいると言われてきた。

 It (has)(been)(said) that a monster lives in the lake.

過去から遡って現在も言われているということで、現在完了形での受動態になっています。