関係副詞の制限用法と非制限用法

関係代名詞と同様に、関係副詞の制限用法は、先行詞の状態や性質などをを分かりやすく説明することですが、非制限用法は引き続いて起こることの説明や、先行詞を補足的に説明することがあります。

関係副詞で非制限用法があるのは when と where だけです。

when

「その時(at that time)」や、主節の事柄に続く形で「それから(and then)」などのような意味を表すことがあります。

My mother went to the department store in the middle of the night, when a lot of people were forming a line.
「私は夜中にそのデパートに行ったのですが、その時たくさんの人が列をなしていました。」

I came home at midnight, when I raised my wife from sleep.
「私は真夜中に帰ってくると、寝ていた妻を起こした。」

次のように先行詞を補足的に説明することもあります。

In 2009, when the Obama administration was elected in the U.S., my elder son graduate
from university without any trouble.
「2009年に、アメリカではオバマ政権が誕生した年ですが、私の長男が無事大学を卒業しました。」

where

主節の事柄に続く形で「そしてそこで(and there)」などのような意味を表すことがあります。

His uncle comitted a crime and were sent to a prison, where he spent 30 years.
「彼のおじさんは犯罪を犯し刑務所に送られたのですが、そこで彼は30年を過ごしたのです。」

次のように先行詞を補足的に説明することもあります。

The prison, where a lot of vicious criminals are locked up, is in the center of the city.
「その刑務所は、たくさんの凶悪犯が収容されているのですが、その街の真ん中にあるのです。」

vicious criminal 凶悪犯