強調・省略・挿入・倒置構文構文の確認テスト・解答と解説

強調・省略・挿入・倒置構文における基礎確認テストの解答と解説です。できなかったり、よく分からなかった問題がある場合は、後日、少し時間をおいて再度挑戦してみてください。

次の日本語に合うように( )内に適する語を入れてください。

(1) 彼女はその時はほとんどしゃべらなかった。

 Few words did she say at that time.

She said few words at that time. が few words を強調する文になったため、その後の主語+動詞の語順が入れ替わります。また said が一般動詞なので did を代用します。

(2) あなたは信じないかも知れませんが、その犬は笑ったのです。

 Though you may not believe, the dog did laugh.

一般動詞の laughed を強調するために did をその前に置き、laughed は原形にします。

(3) これこそがまさに彼が作りたかった曲なのです。

 This is the very song he has wanted to write.

song を強調するため、まさしくの意味を表す very を入れます。

(4) 教室にごみがあったら拾ってください。

 Please pick up trash, if any, in the classroom.

挿入語句として if any を入れます。 if there is any trash

(5) あなたのお兄さんは実に知性がおありですね。

 Your brother is, indeed, intelligent.

「実に」という意味を表す indeed を入れます。

次の英文で省略できる語句を選んでください。

(1) While (I was) walking in the street, I met a Hollywood star.
   「その通りを歩いている時、ハリウッドスターに会った。」

while のある従属節の主語と後ろの主節の主語が共通なので、従属節の主語とbe動詞を省略できます。

(2) His parents have been to China, but he hasn't (been there).
   「彼の両親は中国に行ったことがあるが、彼はありません。」

been there が been to China の繰り返しのため、重複を避けるために省略することができます。

(3) It is said to be rare, but I think (it is) not (rare).
   「それはめずらしいと言われるが、私はそうは思わない。」

it is と rare が繰り返しのため省略することができます。

次の英文をそれぞれの指示にしたがって書きかえてください。

(1) Billy killed the man. (it で始まる Bily を強調した文に)

 It was Billy that killed the man.
 「その男性を殺したのはビリーだった。」

It ~ that の構文を使って強調します。

(2) Where were they staying? (do you think を入れて1つの英文に)

 Where do you think they were staying?
 「彼らはどこにいたと思いますか。」

do you think の部分が疑問形になっているので、were they staying を、主語+動詞の形にしなければなりません。