強調構文とは

文中の特定の語句や節を特に強く表現することを、英文法で「強調」呼びます。ここでは、そのいろいろな強調表現を学びます。

It ~ that

~の部分には主語となるものや目的語、補語など様々なものを入れて強調することができます。
強められる語句が人や物の時は、それぞれ who, which が使われることもありますが、that, who, which は省略されることもあります。

It is my wife that(who) holds onto the purse strings.
「家計を握っているのは私の妻なのです。」

hold onto the purse strings 家計を握る


It was only a few days ago that I realized her true identity.
「彼女の本当の正体が分かったのほんの数日前でした。」

※ 副詞句である only a few days ago を強調しています。


It was what she said that we felt uneasy about.
「私たちが気になったのは彼女が言った事なのです。」

※ 名詞句である what she said を強調しています。

doを用いた強調

◆疑問文などで使われる do, does, did は肯定文であっても、文の内容が事実であることを強調する場合、動詞の前におかれることがあります。

Do be quiet! I do want to sleep.
「静かにしてくれ。私は寝たいのだ。」


◆一般動詞が過去形の時は did を使って一般動詞を原形にしておきます。

My grandmother did like sunny-side up eggs.
「私のおばあちゃんは目玉焼きが本当に好きでした。」

その他の強調表現

◆疑問詞の次に〈is it that〉を置いて疑問詞を強調します。

Who is it that uses my toothbrush every monring?
「僕の歯ブラシを毎朝使っているのは誰だよ。」

is it that を取ると通常の疑問文になることを確認してください。

Who uses my toothbrush every monring?


Do you know how it was that the civilization went to ruin?
「どのようにしてその文明が滅んだかをあなたは知っているのですか。」

go to ruin 滅亡する


◆慣用的な語句を使って特定の語句を強調することがあります。

What the hell were they plotting to do?
「一体彼らは何をしようと企んでいたのでしょうか。」

the hell(一体)の他に on earth などもあります。


◆同じ語句を数回重ねて意味を強調します。

I gave him verbal warning again and again.
「彼には口頭で何度も何度も警告したのです。」

verbal warning 口頭注意