◆ 句とは、複数の単語がまとまってできた言葉の塊(かたまり)のことです。
Jack found an old photography in that room.
「ジャックはその部屋で古い写真を見つけた。」
an old watch は全体で一つの名詞となるので名詞句となり、in that room は全体で副詞の役目をするので、副詞句となります。
The man didn't have enough money to buy food.
「その人は食べ物を買えるほどのお金は持っていなかった。」
to buy food は money を修飾する形容詞としての役割をしているので、形容詞句となります。
例えば、日本語の文法でいうと、形容詞は「美しい海」の中の「美しい」で、その次の「海」を修飾していますね。
◆ 節とは、一つの文の中にある主語や述語と時に修飾語を含む塊のことで、文を構成する一部分と言えます。
名詞節・副詞節・形容詞節の違いを考えてみましょう。
I don't know exactly when thoes animals extincted.
「いつその動物たちが絶滅したのか、私は正確には知りません。」
この英文では when 以下の文(節)が、know の目的語となる、1つの名詞の役目を果たしているので、名詞節ということになります。
つまり「その動物たちが絶滅したのがいつかという事」と、言葉は長いですが、これを「その事」というようにすれば、これが1つの目的語になるのが分かり易くなると思います。
Was your girlfriend dating with someone else when you found her in the street?
「君がその通りで彼女に出くわした時に君の彼女は他の誰かとデートをしていたのですか。」
この例文では when 以下の文(節)が「~の時」というような意味になっており、この節全体が副詞のような働きをしているので、副詞節となります。
They don't know the days (when) people were forced to work as slaves.
「彼らは人々が奴隷として無理やり働かされていた時代を知らないのです。」
この例文では when 以下の文(節)が「~の時代」というような意味で、その前の the days を修飾する、形容詞的な働きをしているので、形容詞節となります。
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