このページでは、中学で学んだ英文を作る上で最も基本となるものを解説しています。
英語の基礎になるところですから、分からない場合はしっかり時間をかけて復習し、以下に示したものは、必ず理解できるようにしておきましょう。
◆ 否定文でも疑問文でもない、いわゆる普通の文のことです。
You have a good dictionary.
「君はいい辞書を持っているね。」
Those paintings are genuine.
「それらの絵画は本物です。」
◆ いわゆる「~ではない」の意味になる文のことです。
be動詞がある場合は、be動詞に not を付け、一般動詞がある場合は、don't や doesn't, didn't を、主語、及び時制に応じて付けます。
My dictionary isn't very good.
「私の辞書はあまりよくありません。
My husband doesn't come home every day.
「主人は毎日は帰宅しません。」
◆ いわゆる、「~ですか」となる、尋ねる文ということです。
be動詞がある場合は、be動詞を、一般動詞がある場合は、do や does, did を、主語、及び時制に応じて主語の前に付けます。
Does he know her address?
「彼は彼女の住所を知っていますか。」
疑問詞が主語の場合は肯定文の語順のままになります。
Who said such a thing?
「だれがそんな事を言ったのですか。」
◆ 通常の文章の後ろに、疑問文となるような言葉を付けた英文のことです。
最初の英文が肯定形のときは否定形に、否定形のときには肯定形にします。そしてbe動詞がある場合は、be動詞を、一般動詞がある場合は一般動詞の形を変えます。
She isn't a flight attendant, is she?
「彼女はフライトアテンダントではないですよね。」
Mike likes alcohol, doesn't he?
「マイクはお酒が好きなのでしょ。」
◆ 文の最初を動詞の原形にして、相手に命令をする文です。
目の前にいたりする相手に直接言うのですから、主語はありません。
Get back to your seat.
「席に戻りなさい。」
◆否定の命令文は文頭に Do not(Don't) を付けます。
Don't be so nervous, please.
「そんなに緊張しないでください。」
◆ 驚きなどの気持ちを表す文で、what や how などが使われます。
What a splendid idea!
「なんて素晴らしい考えなんだろう。」
※ what を含む句は最後が必ず名詞になります。
How enormous it is!
「なんて巨大なのだろう。」
※ how を含む句は最後が必ず形容詞か副詞になります。
この場合は enormous が形容詞ですが、その後ろの it is は句ではなく節なので誤解しないようにして下さい。節とは主語と述語がある言葉の集まりのことです。
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