受動態は受身(形)とも呼ばれ、基本的には「~される、~られる」と言うような訳になり(be動詞+過去分詞)の形で表されます。
また、受動態という言葉とともに、能動態(のうどうたい)という言葉も理解しておきましょう。
能動態とは(~は(が)~する)のような訳で、例えば、日本語で「多くの人がこの番組を見ます。」のような文章になります。
簡単に言えば、受動態は、相手側から行われることで、能動態とは自分で行う感じです。
◆能動態から受動態にする時は、能動態の目的語が受動態の主語になります。
Some capable scientists use this laboratory.
↓
This laboratory is used by some capable scientists.
「この研究室は(何人かの)有能な科学者によって利用されています。」
◆否定文にする時は、be動詞の後ろに not をおきます。
This laboratory is not used by those scientists.
「この研究室はその科学者たちには利用されていません。」
◆疑問文にするにはbe動詞だけを主語の前にもってきます。
※否定文でも疑問文でも be動詞と一般動詞があるときは、be動詞が優先されると覚えましょう。
Is this laboratory used by those scientists?
※特に by の後ろが them, us, people, you など、特定の人を意味していない場合には、省略されるのが普通であり、自然です。
Engilsh is spoken (by people) in this country, too.
「英語はこの国でも話されています。」