不定詞を形容詞的に使う場合の解説

不定詞形容詞的に使う場合は、基本的に「~するための」という意味になります。しかし、日本語らしくするために、適宜、「~するべき、~できる」等に訳すことが必要です。

下で分けた文法的な内容は、あまり深く考える必要はありません。英文の意味が、それぞれうまく理解できれば、まず問題はないでしょう。不定詞を使う場合に、どのような形で英文を作ることができるかを取得することが大切です。

意味上の主語になる

修飾される語が不定詞の意味上の主語になるというものです。

I think he needs a family to give him comfort.
「彼には安らぎを与えてくれる家族が必要だと思います。」

to give に修飾される family が、「家族が与える」という感じで、to give の意味上の主語になっているということです。

意味上の目的語になる

修飾される語が不定詞の意味上の目的語になるというものです。

She has a lot of housework to do every day.
「彼女は毎日やるべき家事がたくさんあります。」

to do に修飾される housework が、「家事をする」という感じで、to do の意味上の目的語になっているということです。

同格となる

不定詞が修飾する名詞の内容を説明するというものです。

The best way to learn English is to study it repeatedly.
「英語を習得する一番の方法は繰り返し学習することです。」

to learn が修飾する way を、「習得するという方法」という感じで、way (方法)の内容を説明しているということです。