語句や節、文などを結ぶ働きをする接続詞ですが、ここでは、少し注意を要するものを取り上げました。
◆ and, but, or などの単語で、語句や節などを対等の関係で結ぶ接続詞を指します。
I went the electronics retail store yesterday, and bought a widescreen flat-panel TV set there.
「私は昨日その家電量販店に行ったのですが、そこで大画面薄型テレビを買いました。」
※ 「~ですが」となっていても、前後の節で相反することを言っているのではないので、接続詞に but は使わないように気を付けましょう。
electronics retail store 家電量販店
Although/Though Japanese four-lined ratsnakes aren't dagerous, they are gross.
「シマヘビは危険ではないが、気持ち悪い。」
※ 接続詞が文頭にくることもあります。
He has neither a friend nor a relative.
「彼には友達もいなければ身内もいない。」
※ neither nor のように、前後の語句が1組になって使われる接続詞を相関接続詞と呼ぶこともあります。他には (both and) や (either or) などがあります。
◆ if, that などの単語で、主節と従節を結ぶ接続詞を指します。
It is doubtful whether the man is a guardian of the child.
「その男がその子の保護者であるかどうか怪しい。」
※ この場合の whether は if と交換が可能です。
They tried to escape from the concentration camp before daylight lest they (should) be caught by the armed soldiers.
「彼らは武装した兵士に捕まらないように、明るくなる前に強制収容所を脱出しようとした。」
※ lest は「~しないように」と、すでに否定の意味になっているので、not などの否定語を付けないように注意しましょう。
In case your motorcycle runs out of gas on the way, carry a reserve tank with
you.
「バイクが途中でガス欠になるといけないから、予備タンクを持っていきなさい。」
※ in case には「~に備えて」などの他に、「もしも~の場合には」のように if に近い働きをする場合もあります。
You will not be able to enjoy freedom as long as you live in the country.
「その国で暮らす限りは自由を享受することはできないだろう。」
There were no mistakes anywhere as far as he calculated it.
「彼がそれを計算した限りではどこにも間違いはなかった。」
※ as long as は、条件を表すのに対し、as far as は範囲や制限などを表します。