if にはもちろん「もし~なら」という仮定の使い方がありますが、この2つは「~かどうか」というような意味で、その使い方に迷うことがある単語です。
ここでは「~かどうか」という意味で、これを類義語として扱っていきます。
入れ替えの出来る場合や whethe しか使えないといった場合などを覚えておきましょう。
if と whether のどちらでも使える場合
間接話法ではこの2つの単語は入れ替えができます。
I'm not sure if/whether the ticket is available soon.
「そのチケットがすぐに手に入るかどうかは確かではないです。」
I wonder if/whether they can arrive here on time.
「彼らは予定通りここに到着できるかなあ。」
どちらかと言うと whether を使う方が多い場合
if ~ or や whether ~ or のように2つの選択がなされている場合、whether を使う方がより形式的で、よく使われているようです。
Who predicts whether we are heading for the globale warming or global cooling?
「地球温暖化に向かっているか、それとも地球寒冷化に向かっているのかを誰が予測しているのですか。」
whether しか使えない場合
◆前置詞の後ろや to不定詞の前では whether しか使えません。
This is the qustion of whether we should solict donation from local buisinesses.
「これは地元の企業から寄付金を求めるべきかどうかの問題です。」
この英文では of という前置詞を使っているので whether しか使えませんね。
※ solicit 懇願する
Nobody could decide whether to inveastigate the case more deeply.
「その事件をもっと深く調査するべきかどうか誰も判断することが出来なかった。」
whether の後ろが to investigae となっているので if にすることはできません。
※ investigate 調査する
◆ discuss, debate などの特定の単語の後ろでは whether のみが使われます。
We debated whether we should alter the contract with the firm.
「私たちはその会社との契約を変更すべきかどうかを討議した。」
alter 変更する
◆また、次のように whethe が文の先頭に来るような形で名詞句になる場合、これを if に置き換えることはできません。
Whether your shop flourish or not depends on how hard you work.
「君の店が繁栄するかどうかは君がいかに一生けん命働くかにかかっているよ。」
※ flourish 繁栄する
◆ whether or not の形になっているものは、これを if or not と言うことはありません。
Don't your parents care whether or not you breed a crocodile at home?
「君の親は君がワニを家で飼おうが気にしないの。」
※ breed 飼育する