■ これら5つの単語は、まず image という語句から考えていきましょう。1つ1つ、しっかり整理していくことが大切です。
image は主に名詞として使われ「像、印象、画像」などと訳されますが、日本語としても「イメージ」という意味でおなじみですね。また picture という“イメージ”をもっておくこともできます。
動詞としても「想像する」という意味がありますが、その場合は imagine が使われることが多いでしょう。
したがって名詞なら image を、動詞なら imagine を使うようにすれば問題ないと思います。
何よりも問題は imaginary と imaginable の違いです。
まず imaginary は形容詞で「想像上の、空想の、架空の」などの意味です。
imaginable も形容詞ですが image に able がくっ付いたものなので、「想像できる、想像可能な」となることが簡単に“想像”できますよね。
つまり imaginary は実際に存在はしないが、考えられたり作られたりする物が対象になると、とらえておきましょう。
一方 imaginable は、可能性があるものとして考えられたりする物(事)が対象になる、と考えておくこともできると思います。
また imaginative という「想像豊かな、想像力に富んだ」などの意味をもつ形容詞もあり、これも上記の2つと混同しやすいかも知れませんね。
■ 次の( )に image, imagine, imaginary, imaginable, imaginative の中から最も適切なものを入れてください。
1. A time machine is still an ( ) vehicle.
2. What ( ) did you have when you first saw my invention?
※ invention 発明(品)
3. The municipality should have prepared something ( ) for disaster.
4. The three-year child is the most ( ) in this kindergarten.
5. We couldn't even ( ) that Chinese GNP would become second in the world.
解答と解説