as の使い方

as を用いた、関係代名詞のように使われる表現があります。これは、擬似関係代名詞とも呼ばれるもので、以下のようなものがあります。

後ろにくる as は、that や which のように、主格になったり目的格になったりします。

as A as B(Bと同じくA)

I think that the president of that company is as great an entrepreneur as ever lived.
「その会社の社長は人類史上最高の企業家だと思います。」

as ~ as ever lived の形は非常によく出てくるので、しっかり使えるようにしておきましょう。

また、後ろの as の先行詞は as great an entrepreneur (偉大な企業家)ですが、as ~ as の中では、前の as の直後に冠詞が置けないので great an entrepreneur の順番になることに注意して下さい。


As many foreigners as are present here like Japanese cartoons very much.
「ここに来ている外国人の方はみんな日本の漫画が大変好きなのです。」

as many foreigners as are present は「出席しているだけの数の外国人」から「ここに来ている外国人の方はみんな」と意訳をしています。

つまり As many foreigners as are present here = All the girsls that are present here と言えます。

such A as B(BをするようなA)

Excuse me, but do you have such a car as runs on water?
「すいません、水で走るような車を売っていますか。」

I'm afraid not. We do not have such a thing.
「申し訳ありません。そういったものはございません。」

先行詞に such が付くので which ではなく as になると考えればよいでしょう。

the same A as B(Bと同じようなA)

◆ as と that では次のようなニュアンスの違いが生じる場合があります。

This personal computer has the same function as mine has.
「このパソコンは私のと同じような機能を持っている。」

This personal computer has the same function that mine has.
「このパソコンは私のと同一の機能を持っている。」

the same ~ as と同種類の~
the same ~ that と同一の~

節を先行詞とする場合

◆ 関係代名詞の which と同じように as も一つの単語だけでなく、節を先行詞とすることがあります。

I had been followed by someone, as I realized later.
「私は誰かに尾行されていたのです。それは後で気が付きました。」
 ↓
「後で気が付いたのですが、私は誰かに尾行されていたのです。」


as の導く節は which とは違い、次のように主節よりも前にくることがあります。

As is often the case with her, my sister Kate mixed up salt with sugar again.
「彼女にはよくあることだか、姉のケイトはまた塩と砂糖を間違えたんだよ。」

as is often the case with ~ 「~にはよくあることだが」の形でよく出てきます。


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