関係形容詞とは、関係代名詞がその直後にくる名詞を修飾し、形容詞と接続詞の働きをするものをいいます。
関係形容詞になる関係代名詞には what や which, whatever, whichever がありますが、 whatever, whichever は複合関係形容詞として、こちらのページに記載しています。
◆ what が形容詞のような働きをして名詞を修飾するとき、「~するだけの」のような意味で all the ~ that と同じような表現をすることができます。
He will show what ability he has.
「彼は持っている能力を全て発揮するだろう。」
= He will show all the ability that he has.
◆ what few(little)+名詞 (少しの~だが、なけなしの~だが)
Kenta bought the guitar with what little money he had.
「健太はなけなしの金をはたいてそのギターを買った。」
= Kenta bought the guitar with all the little money he had.
◆ which の場合は非制限用法として使われ、語句や節を先行詞とします。
He said he was going to finish his playing career, which idea I couldn't agree to.
「彼は競技人生から引退するつもりだと言ったが、私はその考えに賛成することはできなかった。」
(which+名詞)の部分はその状況により (and[but] that[this]+名詞)と考えることができるので、上記の英文は次のようにすることもできます。
= He said he was going to finish his playing career, but I couldn't agree
to that idea.
会話ではこれが一般的な言い方になるでしょう。
◆(前置詞+which+名詞)となる場合がよくあります。
The bus service may be stopped because of heavy snow, in which case I will have to walk.
「大雪でバスは止まるかも知れない。その場合には歩かなければならないだろう。」
= The bus service may be stopped because of heavy snow, and in that case I will have to walk.
会話ではこれが一般的な言い方になるでしょう。