複合関係形容詞の使い方

複合関係形容詞とは、複合関係代名詞がその直後にくる名詞を修飾し、形容詞と接続詞の働きをするものをいいます。

複合関係形容詞になる複合関係代名詞には whatever, whichever の2つがあります。

whatever+名詞

◆「どんな~でも」などのような意味を表し、名詞節を導く語句を形成します。

Do we have to obey whatever orders the superior gives?
「その上司が下すどんな命令にも従わなければならないのですか。」

(any 名詞 that )の形に置き換えることができます。

= Do we have to obey any orders that the superior gives?


◆「どんな~が~しても」などのような意味を表し、副詞節を導く語句を形成します。

Whatever trouble he causes, I don't care at all.
「彼がどんな問題を起こそうと、私には一切関係ない。」

(no matter what+名詞)の形に置き換えることができます。

= No matter what trouble he causes, I don't care at all.

whichever+名詞

◆「どちらの(どんな)~でも」などのような意味を表し、名詞節を導く語句を形成します。

It's up to you, whichever weather forecast you trust.
「どちらの天気予報を信じるかは君しだいだよ。」

weather forecast 天気予報


◆「どちらが(どんな~が))~しても」などのような意味を表し、副詞節を導く語句を形成します。

Whichever profession your father engages in, you must not disrespect him.
「あなたの父親がどんな職業に就いていようと、あなたは父親を軽蔑してはいけませんよ。」

(no matter which+名詞)の形に置き換えることができます。

= No matter which profession your father engages in, you must not disrespect him.