関係代名詞の確認テストの解答と解説です。できなかったり、よく分からなかった問題がある場合は、後日、少し時間をおいて再度挑戦してみてください。
(1) He was the only Japanese boy (that) played in the football much.
「彼はそのサッカーの試合でプレーをした、たった1人の日本人でした。」
先行詞である (Japanese) boy には only が付いているので、関係代名詞は that が使われるのが普通です。
(2) I don't understand (what) you are thinking about.
「私はあなたが考えていることが分かりません。」
understand の後ろに先行詞がないので、what が入ります。またこの場合の what は、関係代名詞と疑問代名詞のどちらともとらえることができるでしょう。疑問代名詞の場合は「私はあなたが何を考えているか分かりません。」という訳にできます。
(3) The person (whom/that) I respect most is my uncle.
「私が最も尊敬する人は私のおじです。」
person が目的語となる先行詞なので whom または that が関係代名詞として使えます。
(4) This is the story in (which) the character appears.
「これはその人物が登場する物語です。」
先行詞は story で、その後に前置詞の in があるので、関係代名詞は which しか使えません。in は英文の最後に付けることもできます。
(5) Do you know a doctor (who/that) specializes in cancer?
「癌を専門とする医者を知っていますか。」
先行詞が doctor で、主格の関係代名詞を選ぶことになるので、 who または that が使えます。
(6) They are children (whose) ancestors emigrated from Japan.
「彼らはその祖先が日本から移民してきた子供たちです。」
先行詞である children がその後ろの ancestors を所有格として修飾しています。their ancestors の their
が whose に変化したと考えます。
(1) この村でその話をしない人はいません。
There is no one in this village but tells the story.
in this village を取ると no one が先行詞となっているのが分かりやすくなりますね。この場合の関係代名詞は but で、that
not の意味を表します。
(2) 何を聞かれても驚かないでね。
Don't be surprised whatever you are asked.
「何であろうとも」という関係複合代名詞の節が surprised の後に続きます。
(3) 私も彼と同じ間違いをしてしまいました。
I made the same error as he did.
the same ~ as の形になります。as の変わりに that が使われることもあります。
(1) The star is Venus. It shines very brightly.
The star which/that shines very brightly is Venus.
「とても明るく輝いているその星は金星です。」
後文の主語である it が star を指しているので it を which または that に変えて文をつなぎます。
(2) Are you familiar with the young man? His hair is brown.
Are you familiar with the young man whose hair is brown?
「あなたは髪の毛が茶色のその若者と親しいのですか。」
young man と his が同じ人です。his は所有格なので whose に変えて文をつなぎます。
(3) Tom gave her a nice ring. But she sold it yesterday.
Tom gave her a nice ring, which she sold yesterday.
「トムは彼女に素敵な指輪をあげたのですが、彼女はそれを昨日売ってしまいました。」
後文の it が ring を指していますが、その指輪がどんなものかを詳しく説明しているのではなく、補足的に説明しているに過ぎないので、関係代名詞の非制限用法となり、コンマが必要です。