特に答えが分からなかったものは、答えの部分だけを考えるのではなく、その前後の語句をまとめて覚えたり、文全体を何度も口に出して覚えるようにしてみましょう。
■ 次の( )に raise または rise のどちらかを必要に応じて形を変えて入れてください。
1. You're so great with everything. I (raise) my hat to you.
「君は何でも本当に凄いよね。君には脱帽だよ。」
raise my hat は、直訳で「私の帽子を持ち上げる」というような意味ですが、これは決まった表現で、「~に敬意、謝罪をする」というよう意味でも使われます。
したがって「持ち上げる」という意味からも、他動詞の raise を選びます。
また、前文が現在を表す言い方になっているので、後半の英文も現在形にするのが、合理的な解答となるでしょう。
I raise my hat to you. は「君には脱帽する。」という表現としてそのまま覚えましょう。
2. I want to see the sun (rise/rising) from the top of the mountain in the morning.
「朝、その山から昇る太陽を見てみたいです。」
ここでは rise を選択しますが、その形として rise と rising のどちらの形にすることも可能です、この see は知覚動詞として使われているので、rises
とはならないことに注意して下さい。
rise にした時は、先のような日本語になりますが、 rising にした場合は、「昇っていく太陽を見てみたい」のような意味になります。
3. Do you know where she was born and (raised)?
「彼女がどこで生まれ育ったか知っていますか。」
ここでは raise は「育てる」という他動詞の意味で使われるので、それを、過去分詞の raised にし、受動態として「育てられた」が「育った」というようになります。
be born and raised は「生まれ育つ」という、決まった表現なので、このまま覚えるようにしましょう。
born も bear の過去分詞で「産む」という意味で受動態になっています。
4. The consumer price index has kept (rising) since the consumer tax increased last year.
「去年消費税が上がって以来、消費者物価指数は上昇し続けている。」
物価や値段が上がるという意味で、自動詞の rise を選びます。
そして kept(keepの過去分詞)の後の動詞となるので、現在分詞形の rising にします。
5. He didn't (raise) his hand even though he knew the correct answer.
「彼は正しい答えを知ってはいたけれど、手を上げなかったのです。」
「手を上げる」という意味になるように他動詞の raise を選びます。
ここでは、主語 he の次に didn't があるので、原形のまま入れましょう。