keepの基本的な意味には「保つ、~の状態にしておく」」などがありますが、いろいろな前置詞を従えることによって、以下のような意味で使われるます。ただし、それぞれの語句において、他の意味になることもあるので留意しておいてください。
「近づかない、避ける、離れておく」などの意味があります。
Our science teacher kept us away from experimental tools without his permission.
「科学の先生は私たちに許可なく実験道具に触れさせないようにした。」
※ from が共に使われることがよくあります。
「控える、避ける、離れておく」などの意味があります。
If you want lose wight, you 'd better keep off sweets.
「減量したいのなら、甘いものは控えるべきだよ。」
「近づかない」などの意味もあり、keep away と置き換えができる場合もあります。
You should keep off the area. = You should keep away from the area.
「その地域には近づかないようにしたほうがいい。」
Keep off the grass.
「芝生立入禁止」
Keep your hands off.
「お手を触れないでください。」
※これらはよく標識になっているのものである程度の決まり文句になっています。
主に「~し続ける、」の意味で使われるます。
There being no vacant seat on the train, I kept standing all the way to Tokyo station.
「電車には空いている席がなかったので、私は東京駅までずっと立っていました。」
Wanting to build up my physique, I kept on standing all the way to Tokyo station.
「足腰を鍛えたかったので、私は東京駅までずっと立っていました。」
※上の例文では、自分の特別な意思というよりも、単に「立ち続ける状態」になってしまったという感じでなので on がありませんが、下の例文では「立ち続ける」という特別な意思を持っているので
on が使われています。
She kept on buying lottery tickets day after day.
「彼女は来る日も来る日も宝くじを買い続けた。」
※絶えず続いていることばかりでなく、何度も繰り返されることも表せます。
「入らせない、締め出す」などの意味があります。
Mark kept his parents out of his room at any cost.
「マークは自分の部屋に親を絶対に入れなかった。」
次のように、そのまま標識にもなっています。
Keep out.
「立入禁止」
「遅れないでついていく、連絡を取り続ける」などの意味があります。
I can't keep up with modern fashions for young people.
「最近の若者のファッションにはついていけません。」
※この場合のように with が付くことがよくあります。