wander と wonder 練習問題の解答と解説

練習問題

■ 次の( )に wander と wonder のどちらかを、必要に応じて形を変えて入れてください。

1. Ted sometimes goes for a (wander) around the park with his little son.

「テッドは時々小さな息子とその公園にぶうぶらしに行くことがある。」

この wander は名詞として使われていまが、すぐ後ろに around があり、動詞なら「~をブラブラする」というような言い方になります。

ここでは around the park という語句が wander を選択する一番のヒントになるでしょう。

around は round としても同じです。


2. I've been (wondering) why the the woman didn't get busted, having deceived many people.

「その女性はたくさんの人を騙してきたのに、なぜ捕まらなかったのかと不思議に思っている。」

この英文でのヒントは why になると思います。

wonder why で「なぜ~かと(不思議に)思う」という訳になり、have been となっているので、現在完了進行形で wondering としなければなりませんね。

後ろの having deceived の部分は分詞構文になっています。


3. Has your aging father ever (wandered) about in the neighborhood late at night?

「あなたの年老いたお父さんは夜遅くに近所を徘徊することがありましたか。」

すぐ後ろに about があり、さらに in the neighborhood があるので、wander を選択できるヒントになっていると思います。

ここでは現在完了形になっていることから、wandered と過去分詞にする必要があります。

aging は aged でも良いでしょう。


4. I often (wonder) how the deprived people in the developing countries can get a smartphone.

「発展途上国の貧しい人たちが、どうやってスマホを手に入れることができるのかと思うことがよくある。」

ここでの一番のヒントは直後の how で、その後ろの英文には少々難しい単語があっても、推測的に wander が選択できると思います。

また後ろの節には can があることから、wonder はそのまま現在形として使われることも理解できるでしょう。

I wonder if や、上の例文にもあるように I wonder why/how という言い方もよく出てくるので、このまま併せて覚えてくと訳に立つと思います。


5. Will (wonders) never cease! How fast this boat is!

「こりゃ驚いた。この船は無茶早いなあ。」

この英文の Will wonders never cease は、慣用句として、非常に驚いた時に使われる言い方の一つです。

そのため、これは一番難しい問題だったと思いますが、逆にこれをご存じだった方には、優しい問題だったかも知れません。

ところで will が先頭に来ているのは,、強調のために倒置になっているからです。

また will がなく wonders never cease だけでも同じ意味で使われる場合もあります。

「おったまげ~、びっくりこっくり」など、日本語にする際は自分の好きな言い方にすると面白いですね。