dare は、「あえて~する」という意味で、人の勇気や、ずうずうしさを表す時などに使います。
※ need と同様に、肯定文では一般動詞として使い、疑問文や否定文では助動詞としても使われます。
Dare you challenge the champion?
「チャンピオンに挑戦する勇気があるのですか。」
Michel dare not take him on one-to-one.
「マイケルは1対1で彼と対決するような勇気はありません。
※ dare not の短縮形は daren't となりますが、これを実際に使う人はかなり限定されているのではないかと思います。
また dasn't や dassent などもあるのですが、英文学を学ぶような人でなければ、このようなものまで覚える必要は全くないと言って過言ではないでしょう。
take someone on one-to-one(1対1で対決する)
動詞として使う場合でも dare の後ろに、さらに動詞が続く場合でも to は省略されることがよくあります。
Do you dare (to) tell Mika you love her.
「ミカに好きだということを言えるかい。」
I don't dare (to) speak before a large number of people.
「私には大勢の人の前で話す勇気がありません。」
助動詞と動詞の過去形は dared になります。
The prime minister dared (to) postpone the talks with repoters.
「首相は記者たちとの会見をあえて延期した。」
これらの他 dare say を短縮して daresay という書き方があります。
この場合の主語は I に限られていて、「おそらく、多分」といった意味になることがあり、文頭や文尾で使われます。
I daresay she likes your eldare brother.
「多分、彼女は君のお兄さんが好きなんだよ。」
Is his father a real culprit? Yes, I daresay.
「彼の父親が真犯人なのですか。」「おそらくそうだろう。」