may は、助動詞の中でも、形式的な表現の中で使われることの多い言葉です。
「~してもよい」というような意味で使われます。
      
      May I ask you a personal question? Sure.
      「立ち入ったことをお聞きしてもよろしいでしょうか。」「どうぞ。」
      
      ※この意味で使うことが最もポピュラーではないかと思います。
      
      ※ a personal question(「個人的な質問」という意味)
「~かもしれない」という意味でもよく使われます。
      The famous politician may also keep a slush fund.
      「その有名な政治家も裏金を持っているかもしれない。」
      
      ※ slush fund(裏金・不正資金)
      
      
      may have+過去分詞の形で、過去の推量を表すことができます。
      
      The fire may have broken out on the third floor.
      「その家事は3階で発生したのかも知れなかった。」
      
      break out (火事などが)起こる、発生する
「~であることを祈る」といったような格式ばった言い方です。
      
      May you make progress in your English!
      「あなたの英語がうまくなりますように!」
      
      ※この英文は強調のために倒置文となっています。 
      
      ※ make progress in(~が上達する)
      
      この用法は、書き言葉なので、通常、友達など親しい間の会話で使うことは少ないと思いますが、フォーマルな言い方の一つとして覚えておきましょう。
      
      もちろんそういった間柄でもフォーマルな言い方を、おどけるような感じで使うこともあります。
      
      タイプミスのご指摘を頂き感謝の返信をしましたが、返信不能でしたので、ここで感謝申し上げます。