◆should は shall の過去形ですが、以下のような義務や謙譲、推量、感情などを表現をするときにも使われます。
「~すべきだ」のような意味で義務や必要性を表すときに使われます。ただし、感覚としては「~した方が良いでしょう」といったような、割と柔い気持ちで使われています。
したがって「~すべきだ」という強い調子で言う時には had better がより適しています。
ここで言う強い調子とは、1つには、他の選択をするよりそうした方が間違いがないだろうから、それをするい事を強くアドバイスをするといった感覚です。
Nancy stays at home all day. She should get much exercise.
「ナンシーは一日中家にいる。彼女はたくさん運動をするべきだ。」
You should not invest in the business.
「その事業への投資はするべきではない。」
※ get exercise(運動をする) invest in(~に投資する)
should have+過去分詞の形で「~すべきだった」という表現をすることができます。
I think you should have taken on her proposition.
「彼女の提案は受けるべきだったと思いますよ。」
※ take on(引き受ける) propsition(提案)
断定的な言い方をおさえて表現するときなどに使われます。
Are men with a waist size of 85 cm or more considered to have metabolic
syndrome?
「ウェストサイズが85センチ以上の男性はメボリック症候群になるのですか。」
I should think so.
「そうだと思いますよ。」
※ should があることによって、あまり自信のない返答をしていることにもなります。
※ metabolic syndrome(メボリック症候群) be considered(~だと考えられる))
「当然に~のはずだ」のような意味で使われます。
Takashi has lived in New York for more than three years, so he should be fluent in English.
「タケシは3年以上もニューヨークに住んでいるんだよ。だから英語は流ちょうに話せるはずだよね。」
※ be fluent in(~が流ちょうである)
「~なのは(とは)~だ」のような意味で、驚きや意外性などの感情的な表現するときに使われます。
It is surprising (that) she should know the eminent writer.
「彼女がその著名な作家を知っているとは驚きです。」
※感情を強調しない場合には should を省略することもできます。その場合には、主観的ではなく客観的な感じになります。
Why did he get on such an early train alone?
「どうして彼は一人でそんな早朝の列車に乗ったんだ。」
How should I know about that?
「いったいどうして俺がそんな事を知っているのか。(そんなこと俺が知るわけないだろう。)」
この should は反語的な意味合いで使われています。
※その他の用法については、仮定法や話法のぺージで解説します。