◆ might は may の過去形でもありますが、may よりもより格式的な表現として使われることがあります。
may よりも丁寧な言い方として「~してよろしい」のような意味で使われます。
Might I ask you about the custom in the imperial family?
「皇室の慣例について質問をしてもよろしいでしょうか。」
※ the imperial family(皇室)
かなり堅い言い方なので、普通の会話で使われることはあまりないと思います。
may よりも可能性の低い言い方として「もしかすると~かもしれない」のような意味で使われます。
He might be fired because he often comes late to work.
「彼はよく仕事に遅刻するので、首になるかも知れない。」
※ be fired(解雇される)
人の行為や態度などに対して「~ぐらいしてもいいだろうに」のような意味で使われます。
She might give me some more advice.
「彼女はもう少し助言をしてくれてもいいのになあ。」
「~してください」など、軽い命令のようになりますが、親しい間柄でも使われます。
You might take me to the comedy theater next time.
「今度は、ぼくもそのコメディー劇場に連れて行ってくれよ。」
※命令文の1つなので、主語はいつも you だけになります。