助動詞である would は、基本的に will の過去形ですが、以下のようないくつかの表現方法としても使われることがよくあります。
当然にどの意味になっているかは文章の内容から判断することになります。
過去の断続的な習慣を表すもので「よく~したものだ」の意味で使われます。
We would go fishing in the sea when we were teenagers.
「ぼくたちは、十代の頃よく魚釣りに行ったものだった。」
would often として言うこともあります。
この意味での used to との違いは、現在との比較がないことで過去に何度もやっていたことや、過去の継続的状況なら何でも大丈夫です。
特に否定文で、過去の強い意志として「どうしても~しなかった。」のような意味で使われます。
My grandfather wouldn't compromise his works.
「私の祖父は自分の作品に妥協はしなかった。」
won't が「どうしても~しようとしない」という意味で使われることもあるので、その過去形となりますね。
通常の文やお願いなどでも、特に丁寧な表現をするのに使うことができます。
I would agree with your strong opinion.
「あなたの説得力のある意見に賛成したいと思います。」
Would you ask her to accept my proposal.
「彼女に私の提案を受け入れてくれるように頼んでいただけませんか。」
現在の少し弱い推測を表現するときにも使うことができます。
Who would believe such a absurd story?
「誰がそんな馬鹿げた話を信じるでしょうか。」
How about this new car? That would be cool.
「この新しい車なんかどうだい。」「かっこいいと思うよ。」
ここでの cool は「素晴らしい、すごい」などの意味で、かなり日常的な言葉の一つです。」
※仮定法で使われる表現方法などは、ここでは説明しません。