仮定法過去完了とは

仮定法過去完了とは、過去の事実に反する事柄を述べる時に使う英語表現のことです。

If 主語+(助)動詞の過去形

◆ if節は過去完了形に、帰結節は通常〈助動詞過去形+過去完了形〉になります。

If you had practiced harder, you wouldn't have lost the match.
「もっと一生懸命に練習していたら、君はその試合で負けることはなかっただろう。」

= You didn't practice harder, so you lost the match.


If that woman hadn't lured James, he wouldn't have embezzled government funds.
「もしあの女がジェームズを誘惑しなかったら、彼は公金を使い込んだりしなかっただろう。」

= That woman lured James, and he embazzled government funds.

embezzle 横領する


◆ if節は過去完了形で過去を表し、帰結節が〈助動詞の過去形+動詞原形〉で現在を表すこともあります。

I could tell you the detail, if I had seen the meteor fall.
「もしその隕石が落ちるのを実際に見ていたなら、君にその詳細を語ることができるだろうに。」

= As I didn't see the meteor fall, I can't tell you the detail.


倒置によって仮定法過去完了の語順が変わることもあります。

Had I been there, I could have given you suitable adivece.
「もし僕がその場にいたら、適切なアドバイスをしてあげられただろう。」

この場合、 If I had been there の I had の部分が倒置され if が省略されます。


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